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☆祝 一周年!☆
もう、すでに『Grennfarmアンドー日記』、一周年を迎えていました・・・ いや~うっかりしちゃいました☆ 皆様のおかげで、ここまで続いたんだと思います。 今回は感謝の意を込めましてクロ先生のとっておきの伝説を・・・ ☆文章が下手くそで、長文なので覚悟が必要です。 2004年、初夏、Grennfarmアンドーは現在の農場に移転しました。 区画整理の関係です。 以前の農場との距離はおよそ4、5km、車で10分弱です。 通常の営業をしながら、旧農場のビニールハウスを解体し、現在の農場に解体した骨組みで、新しいビニールハウスを建て直し、できたハウスに在庫のポット苗を運び込むという作業は、とても大変で完全に移転が完了するのに1年以上かかったでしょうか。 そんなドタバタした移転作業に大きな問題点が出てきました。 クロ先生の移動です。 犬は人につき、猫は家につくといいます。 クロ先生は、子猫の頃からずっと旧農場にいて、周囲に何もなかったので放し飼いでした。 そんなクロ先生が新しい農場の環境に馴染めるかとても心配しました。 しかも、新しい農場の前には、そこそこ車の交通量のある県道があります。 全く新しい環境に、車の危険性・・・ やはりクロ先生の移動は無理? 猫大好き社長宅でお世話は? この時、社長宅はぽっさんにちょりがいました。 それに加え、クロ先生はあまり他の猫と仲良くできないデリケートな猫ということで この案は断念しました。 このまま、旧農場でお世話は? 区画整理で更地になってしまうため無理です。 やはり、新しい農場に連れて行くしかありません。 慌しく移転作業が進む中、事務所の移転が完了した段階で、 (まだいくつかの建物は旧農場に残っていました) クロ先生の移動が決行されました。 キャリーケースに入れての移動です。 クロ先生は、とても不安そうな声で鳴いていました。 初めて新しい農場に来たクロ先生はとても低い姿勢で歩いていました。 最初の2,3日は事務所に完全に閉じ込めて新しい環境に慣れさせました。 その後、何日かは日中、私達が農場にいる間だけ事務所の外に出すようにしました。 完全に外という訳ではなく、事務所や農機具が入っている建物の中だけ放してやりました。 慣れない環境なのか、外に出してもすぐに隠れてしまいました。 しかも、呼んでもなかなか出てきません。 クロ先生を外に出しては、クロ先生が隠れ、みんなで探すということを一日に何度か繰り返し、 ようやく3,4日してクロ先生も慣れてきた様子を見せ始めました。 徐々に段階を踏み、夜も建物内だけ開放してやることにしました。 一日目、二日目と、とても心配でした。 でも、朝、農場に行くと、黒い毛のかたまりは私達を待ってくれていました。 「ひとりで留守番えらいだろ」 「はやくご飯くれよ」と 鳴いてお出迎えです。 とてもかわいいクロ先生抱きしめたくなります。 もう大丈夫だろうと、そう思った翌日、事件は起こりました・・・ クロ先生がいなくなってしまいました・・・ 朝、農場に行ってもクロ先生は、姿を見せません。 ひと通り建物内を探しましたが見つかりません。 完全に建物を閉め切って帰ったはずだし どうせ、どこかに隠れているんじゃないか? そう思っていました。 旧農場でも、暑くなってくると、夕方ぐらいまで、事務所に顔を出さないことが、 よくあったからです。 しかし、夕方になってもクロ先生は姿を現しません。 クロ先生の名前を呼び、ご飯で誘ってみましたが出てきません。 よく建物内を調べてみると大変なことがわかりました。 事務所を囲む建物に猫が通れる隙間があったのです。 その隙間から出て行ったのでしょうか? ひょっとして、その隙間から出て行って車にはねられたのでしょうか? 近所にお出かけでもしてるのでしょうか? 捜索範囲を近所に広げ探しましたが、どこにいるのかわかりません。 結局、この日クロ先生は姿を現しませんでした。 もしクロ先生が事故にでも遭ってしまったら・・・ そんなことを考えると心配で心配でこの夜はあまり寝れませんでした。 翌朝、農場に来てもクロ先生は姿を現しません。 道路のほうを見ても猫の死体はないので、事故にはあってないようです。 建物内をもう一度探しましたが出てきません。 近所でご飯などをお世話になってるかもしれないので クロ先生のビラを作り、近所の数件に聞いてみましたが、 見覚えがないとのこと・・・ クロ先生はどこに行ったんでしょうか・・・ クロ先生はデリケートな猫だけに、この新しい環境に馴染めず家出してしまったのしょうか・・・ もうクロ先生のゴチコン!が二度と味わえないのでは・・・ もう、ぱんて~を見ることも、声を聞くことも、温もりを感じることも 出来なくなるんじゃないかと、思うと・・・ 何日か経って・・・ ようやく気持ちの整理がつきました。 クロ先生、事故にだけは遭わないで・・・ きっとクロ先生は、あまり人見知りしないので 猫好きな人のおうちで今まで通りのんびりやっているんだろうと・・・ そう思うことにしました。 クロ先生がいなくなって一週間ほどした日、 黒いかたまりが 戻ってきました。 旧農場のほうに・・・ はじめは、発見したパートさんも目を疑ったそうですが、首輪がいなくなった当時のままだったりということから、間違いないと確信したそうです。 この後、クロ先生はどこか行かないよう隙間を埋めた新しい農場に 戻され現在に至っています・・・ こんなことってあるんでしょうか? 新しい農場と旧農場は、4、5km離れており、いくつもの川や用水路があるので、いくつかの橋を渡らなければなりません。そこそこ交通量のある県道も横断しなければなりません。何よりクロ先生帰り道なんて知らないはずです。移動は車でしましたし。 猫にも帰巣本能というものがあるのでしょうか? クロ先生は意外とすごい猫でした♪
by g.f.ando
| 2006-01-30 04:40
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